せかつぶろぐ~世界の中心で粒を叫ぶ~

卓球歴約12年のペン粒が何かしら書いています。

鵜養(東北大)対郡山(専修大)の試合考察③

おはようございます!粒はネットインが多いって言われがちですけど、別に狙ってないですし仕方ないですよね。世界で一番弱いペン粒です🐸

 

今回は鵜養選手の強いところの続きになります。

  • ブロックが強い

具体的に何が強いかというと、一つ目に短いです。短いとどんなメリットがあるのでしょうか。ブロックが短いと連続でドライブを打たれないというメリットがあります。今回の試合では、郡山選手がドライブを打った後、鵜養選手のブロックが想定より短くて、次の球を打ちに行こうとしていたのにギリギリでツッツキに切り替えている場面が見受けられました。また、ツッツキをさせることができなくても万全の体勢で打たせていないので、郡山選手が無理矢理打ちに行ってネットにかかる、オーバーミスするという場面が多くありました。前の記事で書いたように、ペン粒は相手にツッツキさせることで、そこからプッシュなりコースを突くなりで自分の展開にしていくことが多いのでツーバンのブロックができるのは理想的です。

ペン粒はツーバンのブロックできるのが一番良いとよく言われますが、正直めちゃめちゃ難しいです、、、私自身は下手なので、練習でどこにくるか分かっている球ですら強力なドライブはなかなかツーバンさせることは出来ません。試合だとどこに打たれるか分からないので、どうしても当てるだけになりがちです。その点、鵜養選手は単純に反応速度が速いのと、相手の動きやラケットの向き、その前に打った自分の球等から、どこにドライブがくるかある程度予測出来ていると思われます。

2つ目にフォアのぶちぎれの下回転ブロックです。短くなくても下回転が強くかかっていればツッツキさせることができます。この試合では、ぶちぎれブロックに対して郡山選手がツッツキをするも、ネットにかけてしまう場面がありました。それぐらい回転かかっているのです。2セット目の終盤7-9、8-10の場面が印象的です。特に8-10の方は鵜養選手が台から出るかどうかのサーブを出して、郡山選手にループドライブをさせてそれを待ってましたのようにぶちぎれブロックしています。これはペン粒がよく使うパターンではないでしょうか。観客側から観てても思わず「あ、キレた」と思ってしまうぐらいぶちぎれです笑 

頭よりも高いところまでラケットを上げてから、台の下まで振り下ろす鵜養選手独特のブロックはもはやカットマンです。私はどちらかといえばコンパクトなふりでブロックすることを意識していたので、これを真似するのはなかなかハードルが高いです(頑張りますけどね)。

 

 

今回は鵜養選手のブロックについて書きました。鵜養選手は裏面ドライブやカウンターをすることはなく、ブロック主体でツッツキがきたら攻めるという戦い方で私の理想と非常に近いのでとても参考になります。でも正直な感想は、「なんであんなに短く止まるの?なんであんなにぶちぎれるの?」という感じなので詳しく解説することはできないのは申し訳ないです。

 

読んでいただきありがとうございました♪