やっと、初打ち!(小説風)
こんばんは。本当はお昼にブログを更新したいのになかなかペースを変えることができていません。毎日深夜に更新してごめんなさい、世界で一番弱いペン粒です🐸
今日は2019年初打ちをしてきたので、取り急ぎ感想を書きます。もはや日記です。ですが、少しいつもと書き方を変えて書いてみます笑
気温はマイナス1,2度。しかし、そんなことは関係ない。
私の心は年末から卓球がしたいという気持ちで溢れていたからである。
いよいよ待ちに待った卓球ができるという高揚感と、少しの緊張と、寒さで手が震えていた。
私は寒さを和らげようとひたすら手のひらをを擦り合わせていた。
そしてフォア打ちを始めようと久しぶりにトスをしようとしたその時、、、
いきなり相手がなんとも恐いことを言ってきた。
「この最初の1球ミスるかどうかで、今年の運勢が決まりますよ」
おいおい、やっと楽しみにしていた卓球ができるというのに何てことを言うんだと私は思った。
しかし、そういうことを何一つ考えていなかった私も私だと少し自分を責める気持ちもあった。
そして緊張感が増すなかで、いよいよフォア打ちが始まったのである。
年末年始の話をしながらガヤガヤ卓球をしている隣で、私は真剣だった。
周りから見ればただのフォア打ちだが、私たちからすれば「今年の運勢がかかっている」フォア打ちなのだ。
「カコンッ......カコンッ......」
一定のリズムで、球がラケットに当たる音、台で弾む音が響く。
変な力が入るだろうと思っていた私は、意外にも力が抜けていることに驚いていた。正直元々上がり症なのだが、これはいけると少し笑みがこぼれた。
数十秒続いたその時、変な音が鳴った。
「ポコッ....」
間違いなくそれは私が打った瞬間に鳴った音だったのでその瞬間「あっ、、」と声が出た。
そう、私のラケットの面の端の方に当たってしまったのである。
そして「シュルルル」とネットに球が当たる音が聞こえた。やってしまったと思った。
あんなに楽しみにしていた初打ちがこんな終わり方をするなんて。
相手が私に語りかけてきた。
「卑怯ですよ、今の笑」
そう、ミスしたのは私ではなかったのだ。私が謎の球を送ったおかげで、相手がうまく反応できずネットにかけたのである。
気づくと、つい笑みがこぼれていた。2019年1球目をミスせずに終われた喜びと、今年が良い流れで始まったのではないかという期待感からである。
ラケットにうまく当てられなかったことに少しの罪悪感と、相手への申し訳なさを感じつつも喜びの方がまさっていた。
誰がなんと言おうと、2019年1球目は私が勝ったのだ。
2019年は始まったばかりだが、「これから何か良いことが起こるのではないか」という当たるはずもない予感を信じて頑張っていこうと決意した初打ちであった。
みなさん、どうでしたか笑
小説風に初打ちを書いてみました。語彙力と文章力のなさを痛感しましたが、たまにはこういうのも面白いかなと思って書いてみました。
読んで頂きありがとうございました♪