せかつぶろぐ~世界の中心で粒を叫ぶ~

卓球歴約12年のペン粒が何かしら書いています。

鵜養(東北大)対郡山(専修大)の試合考察②

試合前のラケット交換のとき、「これって粒?それとも表?」って聞いてくる人のいますよね。あれは正直に答えないといけないのでしょうか。世界で一番弱いペン粒です🐸
更新が遅くなってすみません。ブログはじめてまだ数日ですが、少しずつ大変さに気付かされてます。

さて、今回も鵜養選手(東北大)と郡山選手(専修大)試合について思ったことを書きたいと思います。前回のブログで試合動画のURLを貼るのを忘れてしまったので、まだ観ていない方はどうぞ。
www.youtube.com


◎鵜養選手の強いところ

  • サーブが強い

バックサーブしか出していませんが、その質が高いのではないでしょうか。鵜養選手が得点した40得点のうち、サービスエースが5本です。これが多いのか少ないのかは分かりませんが、、、
このサーブの何が強いのか、
1つ目は回転量です。ほとんどが下回転系だと思われますが、単純に回転量が多いので2球目から攻めにくく、郡山選手にツッツキをさせている場面が多いです。いかに相手に攻めさせずにツッツキをさせるかが、私の思うペン粒の1つのテーマだと思うのでこれは理想的です。相手にツッツキをさせて、そこからプッシュなりドライブなりで攻めていくのがペン粒の得点パターンであることが非常に多いと思います。またツッツキだけではなく、台から出るか出ないかのサーブを出すことで、相手に速いドライブではなくループ系のドライブを出させている場面もあります。ループドライブをさせることで鵜養選手に余裕ができ、3球目でぶち切れのカット性ブロックができています。そうすることで、結局相手はツッツキをせざるをえなくなりペン粒の得点パターンになります。
2つ目に、同じフォームでどこに出されるかが分かりにくいのではないでしょうか。鵜養選手はバックサーブしか出さない分、コースは散らしています。長短、速さ、コースを散らすことで相手は一歩出遅れて、なかなか攻めることが出来ないと思われます。
3つ目に逆横回転です。これはフォアの順横回転と逆の回転になります。巻き込みサーブやYGサーブと同じ回転になります。右利き対右利きでは、チキータを封じるのに使われたりします(完全に封じるわけではないですが)。なので、今回の試合は郡山選手が左利きなのでこの限りではないです。鵜養選手が右利きの選手と試合するときに有効であるということです。また、逆横回転を出すと自分のバック側に返ってくることが多い(フォアに返すよりバック側へ返す方が返しやすいので)ため、バックにボールを集めたい選手は逆横回転を出すことが多いです。ペン粒で有名な小島選手も基本的にはYGサーブが多いですよね。ペン粒の方はバックで返すことが多いと思うので、逆横回転のサーブを一つ覚えておくと便利かもしれないです。


とりあえず今回はサーブについて書きました。3つ目に関しては鵜養選手の強いところというよりは逆横回転サーブの効果についてになってしまいましたすみません。


お読みいただきありがとうございました♪